~大切な方のお見送り。寄り添うお気持ち供花のお話〜

先日、寄り添うお気持ちの一つ、「お香典とお返し」についてのお話をお届けいたしました。今回はお香典と合わせて、お問い合わせやご相談を多くいただく「供花」についてお話いたします。

供花をご依頼いただく際によくご質問されることやお問合せいただくことなどについて、私たち北本セレモホール、鴻巣セレモホールからのお答えとお話をさせていただきますね。

いろいろな葬儀社によって違いもございますので、ここではあくまでもセレモ有限会社からのお話でございます。お式にご参列ができなくてもお花を通して「ありがとう」「おくやみ」のお気持ちが届きますようにご注文の仕方やお札名の書き方など、少しでもお役に立てますようにお伝えいたします。

◎どうやって注文するの?

セレモ有限会社ホームページをご覧いただきますと「供花注文フォーム」という項目がございます。そちらを開いていただきますと、お客様情報をご入力していただくページになります。供花のお値段やお写真などもご覧になれますので、ぜひセレモ有限会社ホームページをご覧ください。

FAXをお持ちのお客様には供花ご注文用紙を送らせていただきます。ご記入後、ご返信いただきましたらご確認のお電話をさせていただきご注文完了となります。主にご一般の方々からのご注文はこのような方法で北本セレモホール、鴻巣セレモホールにてご注文を承っております。

※近年では家族葬や火葬式(直葬)など様々な形の葬儀がございます。ご一般の方からの供花をご辞退されるご遺族様も少なくありません。ご心配になられた時は近しいご遺族、ご親族様にお伺いするのも一つの方法です。

*葬儀を行うご遺族、ご親族様側から出される供花のご注文*

喪主様に受付、取りまとめをお願いしております。家族葬や一日葬など葬儀の形にもよりますが、ご親族間でも供花をご遠慮される場合や、ご金額を皆さまで合わせて供花の種類を統一する場合、飾らせていただく順番の決め方など、故人様に近しいご遺族、ご親族様にしか分からないこと、決められないお話なども多くございます。そういったことで喪主様やご遺族、ご親族様にご迷惑にならないように、葬家様の供花ご注文、取りまとめは喪主様にお願いをさせていただいております。

◎お札の書き方

お札の書き方は様々ございますが、故人様と贈り主の関係性や立場に応じて適切に書くことが重要です。北本セレモホールや鴻巣セレモホールで行われるお式での一般的な名札の書き方をご案内させていただきます。

・親族から送る場合 より近しいご遺族様から「喪主」・「兄弟一同」・「子供一同」「孫一同」などがごく一般的となります。ご親族様からの場合「○○家一同」や「○○家 親戚一同」などで出されることが多いです。もちろん「個人名」・「ご夫婦連名」でも問題ございません。

・友人から送る場合 多人数でご一緒に出されたい方は「友人一同」や「〇〇同窓生一同」などが多くみられます。3名様ぐらいでしたら連名でお出しすることも可能でございます。その場合、お名前の文字が少し小さくなります。ご友人同士で送られる場合は一度皆さまとご相談されることをおすすめいたします。もちろん個人名で出されても大丈夫です。

・会社から送る場合 会社名を正式に記載し代表者の役職と氏名を添えることが望ましいです。例えば、「株式会社○○ 代表取締役 ○○○○」といった形です。職場の社員一同で贈る場合は、「○○株式会社○○営業部一同」などが一般的とされております。

◎各宗教の供花について◎

*仏式では白を基調に、菊、百合など落ち着いた花で作られることが多いです。地域や宗派によっては「樒(しきみ)」と呼ばれる常緑樹の葉を供えることもございます。ご金額によって洋花を多く使った供花もございます。セレモ有限会社ホームページにも写真を掲載しておりますのでぜひご覧ください。

・キリスト教式→洋花、主に百合を中心に飾られます。また、供花にお名前を添える場合、仏式のようなお札を立てるのではなく「芳名板」と呼ばれるボードにまとめるのが一般的です。

・神式→「榊(さかき)」を供えるのが一般的ですが、全ての供花を榊にする必要はございません。北本セレモホール、鴻巣セレモホールでは、菊などの供花に加えて喪主様や代表の方には1基~2基、榊をお出ししていただくようご案内しております。

このように各宗教によってお花の種類やお札の出し方などに違いがございますが、どの宗教でも、どの宗教もこだわらない方でも、一番大切なのは故人様を偲び、想いを込めて贈るということではないでしょうか。

ご遺族、ご親族様に直接お声をかけることができなくても、お花を通してお気持ちを届けられますようにお手伝いさせていただきます。供花だけでなく、何かご相談、ご心配なことがございましたらお気軽に、北本セレモホール、鴻巣セレモホールへお問い合わせください。少しでもご参考にしていただければうれしいです。

また次回もゆっくりとお話させていただきますね。