〜 今を大切に。これからを心地よく過ごすための「終活」。少しずつ一緒に考えてみませんか?〜

最近よく耳にするようになった「終活」。でも、なんとなく耳にしたまま、まだピンとこない、そんな方が多いと思います。未来の自分たちや家族のために、頑張りすぎず始められる“終活”のお話をしてみたいと思います。

ふと、「そろそろ、いろんなこと…自分たちのこともちょっと考えていかなきゃいけないのかな。」

そんなふうに感じることがある… という方もいらっしゃるのではないでしょうか。北本セレモホール、鴻巣セレモホールでも終活のお話、葬儀のご相談などにいらっしゃる方々が増えてまいりました。

そんな小さなつぶやきを言葉や形にして残していく、ご自分たちの思いにやさしく寄り添う、それが“終活”です。

しかし…「終活」と聞くと、少し暗い響きや印象を持たれる方も多いですよね。でもそんなことはなく、“終活”は、これからの人生を自分らしく安心して過ごすための前向きな準備なのです。

少しずつ、無理なくそっと始められる方法をご紹介しますね。ちょっとだけ、覗いてみてください。

*気持ちの整理「エンディングノート」*

まだ馴染みがなく聞きなれない方も多いかと思いますが、「エンディングノート」や「終活」などの言葉をちょっとだけ気にしながら見てみると、役所や書店にも置かれているのを目にする機会が増えたようにも思います。しかし「エンディングノート」というダイレクトな言葉にちょっと抵抗を感じる方もいらっしゃいますよね。

最近では「家族のための大事なノート」「わたしの未来ノート」「想い綴り帳」などという言葉で作られたノートも多くなりました。ご自分に合ったもの、これなら書いてみようかな?と思えるものに出会えた時、始められたら良いのではないでしょうか。

と、簡単にお伝えしてしまいましたが実際にこのような「ノート」を開いてみると、私も開いてみていろいろと読んでみたことがありますが、思っていた以上に細かく、改めていろんなことを調べて書き出していかないといけない事が多いものです。

でもあまり難しく受け止めず、パラパラっと見ていく中で、残されたご家族にまず何を一番に伝えて残しておきたいのか、ご自分たちが今一番大切にしていることは何か、どんなことを楽しみに生活をされているか、そんなことをご自分たちでゆっくり考え書き始めていけば、想いはいろいろと湧いてくると思います。

ノートにはいろいろと進めていく順番などが書いてありますが、気にせず、ご自分たちがこれかな、と思うことから見つけて書き出していくことです。文章でなくても箇条書きでも大丈夫です。

• 家族や大切な人へのメッセージ

• 今の人生で大切にしていること、大切にしているもの、大切な場所

 • もしものときに知っていてほしいこと(医療や介護、葬儀の希望、家族葬?一般葬?)

こんな事が、少しずつ思い浮かんでくるのではないでしょうか?

まず「終活」の第一歩として、こんなことを少しずつ伝えられるように残しておけたら十分だと思います。

残されたご家族は、大切な方からのメッセージ、大切にしていたこと、そんなことを最期に知ることができたら、その想いを大切に受け止め送る準備をしていけることと思います。他にも、残しておくべき大切な事、確認しておかなくてはならない事はたくさんあります。ご自分たちに万が一のことが起きた時、、、

・葬儀はどのようにしてもらいたいのか。(家族葬や一般葬の違いはどんなことなのか)

・財産、お金の事はどうするのか。(北本市・鴻巣市・桶川市ではどこに相談すればよいのか)

・遺言書や書類関係をどうするのか。

※最近ではパソコンや携帯の中にあるデータやアカウント、「デジタル遺産」などというのも整えておかなくてはならないものの一つです。

などなど…あれもこれもと考えると時間がかかりそうでちょっとため息が出てしまう…その通りです。

伝えておきたいことを形にしていくことは時間がかかりますが、それだけ大切なことなのです。

そして少しずつでも整えられていくことで、これからを安心して生きていく力になります。

北本セレモホール・鴻巣セレモホールではいろいろな生前相談、家族葬や一日葬、一般葬など様々なプランのご相談、終活のお悩みなどいつでも受け付けております。ご不安になった時、ちょっとこれ聞きたい!など思い立った時には、セレモ有限会社へお越しください。これからも少しずつ皆さまの安心につながるようなお話をお届けできればと思います。