~お盆の準備って何をすればいいの?~

連日の猛暑が続きますが、熱中症など体調を崩されていませんか?夏の陽射しが一層まぶしく感じられ、少しずつ、お盆の時期も近づいてまいりましたね。

お盆は大切な故人様、ご先祖様の里帰り。どこから何を準備すればよいのかと、毎年のことでも、初めてのお盆「新盆」を迎える方でも、改めてどんな準備が必要なのか、分からない事、悩まれる事がたくさん出てきてしまうと思います。

そんな“お盆のちょっとした疑問”を分かりやすくお話いたします。

*「お盆って、いつ?」*

お盆の時期は地域によって少し違いがありますが、ここ北本市や鴻巣市、桶川市では、

8月13日から16日が一般的なお盆の時期です。

ご実家に帰省される方は、その土地のお盆がいつなのかご家族やご親戚にちょっと聞いてみるのも

いいかもしれませんね。

*「準備に必要なものってどんなもの?」*

これも地域によって様々なものがありますが、ここ北本市や鴻巣市、桶川市で一般とされるご準備をご紹介いたします。

・精霊棚(しょうりょうだな)・盆棚(ぼんだな)

ご先祖様をお迎えするための特別な場所です。お仏壇の前などに机や棚を使ってお花やお供え物を並べます。

最近はマンションにお住まいの方やお仏壇がないご家庭も増えているので、小さな机や棚だけでも

大丈夫です。

その上に半紙や白い布、真菰(まこも※ゴザのこと)を敷いて土台を作り、

・お位牌 ・お写真 ・お花 ・お線香(香炉) ・お供え物(果物やお菓子)などを並べてあげると立派な「精霊棚」になります。

場所はリビングの一角や静かに手を合わせられる場所が良いですね。

・精霊馬(しょうりょううま)

これはご存知の方、見たことがある方は多いと思いますが、なすときゅうりに割り箸などで足をつけた「乗り物」ですね。きゅうりは馬、なすは牛を表し、「早く来て、ゆっくり帰ってね」という気持ちを込めて飾ります。

・お供え物

お花、果物、お菓子、季節のお野菜など、ご先祖様が好きだったものをご用意するときっと喜んでくれます。

・お位牌・お写真・お線香 

お仏壇や精霊棚にお線香をあげて、静かに手を合わせる時間を大切にお過ごし下さい。

近年ではこれらの道具を「真菰(まこも)セット」として販売されており、分からない方でもすぐ準備に役立てていただけます。北本セレモホールでもご準備いたしますので、気になる方、不安な方などがいらっしゃいましたらお気軽にお声がけください。

その他にあると良い物として、

・白提灯(盆提灯) ・回転灯籠 ・行灯 などがございます。

お盆の時期に灯されるやさしい灯りには、「安心して帰ってきてくださいね」という想いが込められています。

白提灯は、初めてお盆を迎える故人様(新盆/初盆)のためにご用意する特別な提灯です。

“けがれのない清らかさ”に“追悼の気持ち”を込めて、初めて帰ってくる故人様のみちしるべとして灯されます。

回転灯籠は、絵柄入りの華やかな灯りで「この家だよ」と知らせてくれる目印になります。

行灯は、淡い灯りでご先祖様をあたたかく迎える“おもてなし”の心として灯してあげてください。

北本セレモホールでは白提灯や回転灯籠の展示を行っております。

ぜひ実際にご覧になってみてはいかがですか?家族葬や一日葬など、ご家族に合ったご葬儀の形を一緒にお考えしてまいります。

お気軽に北本セレモホール・鴻巣セレモホールへご相談ください。